2011年 12月 の投稿一覧

脳卒中 予防 高血圧で脳卒中が心配であれば木の実を積極的に食べれば予防できる

脳卒中 予防

脳卒中 予防 高血圧で脳卒中が心配であれば木の実を積極的に食べれば予防できるでしょう。今からおよそ20年ほど前にこんな出来事が。アメリカの国立循環研究所に、脳卒中のラットが寄贈された。のラットは、実験用で普通に飼育していれば必ず脳卒中を起こし死んでしまうもの。

ところがしばらくしてその研究所から「飼育を続けているが、ラットが脳卒中を起こさない」との連絡がはいった。なぜこうしたことが起きたのか?いろいろ研究をして原因を追及した結果、脳卒中ラットに脳卒中を起こさせなかった原因は、日米のエサ(飼料)に含まれるたんぱく質の違いのほかに脂肪成分の一種であるPOA(パルミトオレイン酸)が寄与していることがわかった。

アメリカの飼料には、このPOAが日本の飼料の5~10倍も含まれていた。実際、食塩を加えた飼料で脳卒中ラットを育てると、POA を与えなかったものは、平均30日前後死亡したのに対して、POA を与えたものは、97日とおよそ3倍長生きすることが確認された。

ここでなぜ、POA は脳卒中を予防するのだろうか?POA を与えて、それが体のどこに取り込まれるのか調査してみると、血漿中のほか、血管壁、心臓、肝臓などに増加していることがわかった。
POA が血管壁に取り込まれているということは、血管を構成している細胞の材料として、また、細胞のエネルギーとして利用されているということになる。

ここで重要なのは、非常に限られた栄養しか通さない脳の血管にも取り込まれている点。人間の脳は、非常に重要な器官であるため、血管に一種のバリアがあり、限られたモノしか吸収しない仕組みになっている。

POAは、血管に入ってよく利用される数少ない栄養素のひとつであるため、POA を日頃から積極的に摂取するようにすれば、脳血管にも大切な栄養素となり、脳卒中の予防になるということです。

POAは、マカデミアナッツなどの木の実やニシンやサバなどの魚に豊富に含まれる。血圧が高くて脳卒中が心配であれば、脳の血管が栄養不足にならないようそれらの食品を積極的に摂取する生活習慣が重要となる。

食生活のポイント 

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舞茸 血圧 は確実に下がる 生まいたけ20g~30gを食べよう

舞茸 血圧

舞茸 血圧 は確実に下がる 生まいたけ20g~30gを食べると効果的です。1日1杯の椎茸のもどし汁が頑固な高血圧を改善するということで椎茸の血圧を下げる作用について実際の臨床実験から解説したが、今回は同じキノコ類の「マイタケ」。高血圧になってしまった人は積極的にきのこをたくさん食べることがポイントとなります。

まいたけは、感じで書くと「舞茸」となりますが、山で見つけると舞い上がって喜ぶことからこの名前がつえられたそうです。それほどきのこは貴重な食材だった証拠です。
現代では、舞茸を見て舞い上がる人は、少ないかもしれません。

現代では、いまひとつ有難みを感じないのは、人工栽培が可能になったことです。最近では、スーパーでも手頃な価格で手に入るのが一般的です。

その独特の歯ごたえや香りが人気の舞茸だが、舞茸の持つ健康効果はそばらしいものがあります。その1つがやはり「血圧を下げる作用」です。

舞茸に血圧降下作用があるのでは?ということから動物実験がはじまりました。つかんだだけでもショック死するくらいのひどい高血圧ラットに舞茸の粉末を与えると、血圧が除々に下がりました。そして適当なところまで下がると、それ以上はほとんど下がりません。ただし、舞茸を与えるのを中止すると、血圧は再び上昇します。

このように舞茸の持つ、血圧降下作用は、食べたときと、食べないときの差が明確にわかるということです。まず、食べてから効果が出るまで4~5日かかるのですが、薬である降圧剤と食品である舞茸の違いでもあります。

したがって舞茸で血圧を下げようとする場合には、毎日少しずつ食べることが治療への条件となります。量は1日に大人であれば、生まいたけで20g~30gです。
ここで注意したいのが、料理の方法です。舞茸に含まれる高血圧を治す成分は、アルコールやエーテルにとける性質があります。バターで炒めると炒め汁のほうに有効成分が溶け出してしまうので効果がほとんどなくなってしまいます。

効果を生かすには、舞茸をご飯に炊き込むような方法が一番です。香りもよく毎日でも食べられるはずです。

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舞茸はビタミンB群、ビタミンD、食物繊維、ナイアシン、ポリフェノールといった成分のほかβグルカン(ベータグルカン)含んでいます。さらにこのベータグルカン内には、MDフラクション(D-フラクション)、MXフラクションという成分が含まれ注目を集めています。
本品は、農薬不使用で栽培した国産まいたけをそのまま粉末にしたものです。
ぬるま湯やお湯に混ぜて舞茸茶(まいたけ茶)として、また粉末サプリメントとしてお飲みいただけます。

食生活のポイント

椎茸のもどし汁 血圧 を下げる目的なら1日1杯でOK

椎茸のもどし汁 血圧

椎茸のもどし汁 血圧 を下げる目的なら1日1杯でOKです。椎茸のその高い栄養素は、周知の通り。よくガンが治るなどの効能も耳にします。当然、高血圧への薬効も高く、古くから中国や日本でも言い伝えられています。

椎茸のもどし汁 血圧 を下げる動物実験

近年、その科学的な裏付けがなされていっそう信頼性を増しています。国立栄養研究所の故・鈴木博士にようる実験が興味深いものです。

高血圧自然発症ねずみを使って、椎茸のもどし汁に血圧を下げる作用があることを確認した。まず、生後11週目の高血圧ねずみを2つのグループに分け、一方に椎茸のエキス(もどし汁)を20週目まで与え続けた。椎茸のエキスは、干し椎茸30gを1リットルの水に一晩つけたものを使用しました。

その結果、椎茸のエキスを与えたねずみは、与えなかったネズミにくらべて明らかに血圧が低く抑えられました。次に20週目以降、椎茸のエキスを中止して、ただの水だけに戻すと血圧は上昇し、最終的には水だけを与えたねずみと同じに戻ってしまいました。

この実験結果からもわかるように椎茸にはすぐれた降圧作用があることがわかりました。そして生まれつき高血圧になる素質のあるねずみでも椎茸エキスを飲んでいる限り、血圧の上昇を確実に抑制することが証明されたのです。

椎茸には、エリタデニンという成分が含まれ、このエリタデニンには血中のコレステロールを下げる作用があり、血圧を下げる働きにも役立っていることが確認されています。

さて、この椎茸のもどし汁が人間にも同様に作用するかについてですが、これについては、専門家が臨床に用いた結果が報告されています。患者に椎茸のもどし汁をすすめて、よい結果がえています。
椎茸のもどし汁は、干し椎茸1~2個をコップ1杯の水に浸して一晩おいたものを使用しました。
平均的には、1~2ヶ月間続けると、血圧が下がりました。

人間の場合は、年齢、症状、生活環境も異なるため、ネズミの実験のように一律に効果との因果関係は測れないのは当然ですが、血圧降下作用があることだけは確かに確認できました。

椎茸のもどし汁を捨ててしまった人は是非その汁も料理などに使うようにしてほしいと思います。

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食生活のポイント