食生活のポイント

舞茸を食べると血圧は確実に下がる

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1日1杯の椎茸のもどし汁が頑固な高血圧を改善するということで椎茸の血圧を下げる作用について実際の臨床実験から解説したが、今回は同じキノコ類の「マイタケ」。高血圧になってしまった人は積極的にキノコをたくさん食べることがポイントとなる。

マイタケは、感じで書くと「舞茸」となるが、山で見つけると舞い上がって喜ぶことからこの名前がつえられたそうだ。それほどキノコは貴重な食材だったといえる。
現代では、舞茸を見て舞い上がる人は、少ないかもしれない。

現代では、いまひとつ有難みを感じないのは、人工栽培が可能になったことである。最近では、スーパーでも手頃な価格で手に入るのが一般的だ。

その独特の歯ごたえや香りが人気の舞茸だが、舞茸の持つ健康効果はそばらしいものがある。その一つがやはり「血圧を下げる作用」だ。

舞茸に血圧降下作用があるのでは?ということから動物実験がはじまった。つかんだだけでもショック死するくらいのひどい高血圧ラットに舞茸の粉末を与えると、血圧が除々に下がる。そして適当なところまで下がると、それ以上はほとんど下がらない。ただし、舞茸を与えるのを中止すると、血圧は再び上昇する。

このように舞茸の持つ、血圧降下作用は、食べたときと、食べないときの差が明確にわかるということだ。まず、食べてから効果が出るまで4~5日かかるのが、薬である降圧剤と食品である舞茸の違いでもある。

したがって舞茸で血圧を下げようとする場合には、毎日少しずつ食べることが治療への条件となる。量は1日に大人であれば、生まいたけで20g~30gだ。
ここで注意したいのが、料理の方法である。舞茸に含まれる高血圧を治す成分は、アルコールやエーテルにとける性質がある。バターで炒めると炒め汁のほうに有効成分が溶け出してしまうので効果がほとんどなくなってしまう。

効果を生かすには、舞茸をご飯に炊き込むような方法が一番となる。香りもよく毎日でも食べられるはずだ。

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