酢玉ねぎ 血圧 正常値近くまで下がり血糖値も安定した 私の体験談です。 酢玉ねぎ は、玉ねぎを酢に漬けるというシンプルなレシピ。自分でつくり置きできることからも、注目と人気を集めています。玉ねぎの成分と酢のパワーの相乗効果で、高血圧などの改善のほか、ダイエットにも良いようです。
高血圧対策、食前に小鉢いっぱいの 酢玉ねぎ
私が 酢玉ねぎ を知ったきっかけは、近所のかたと話したことです。
若い頃から血圧が高めだった私の夫は、40歳を過ぎた頃には病院へ通うようになり、降圧剤を飲まなければならなくなりました。服用を始めた頃の血圧は、上が 160 mmHg を超えるくらいで、下が 90 mmHg くらいありました。
今年の初めにご近所のかたにこの話をしたところ、その方も高血圧で、玉ねぎに酢をかけて食べる『 酢玉ねぎ 』がいい、と教えてもらったのです。その方も血圧の薬を飲んでいたそうですが、なかなか下がらなかった血圧が 酢玉ねぎ で下がったというのです。うちと全く同じ症状ですからこれは効くかもしれない、と思いました。それに玉ねぎと酢なら簡単に手に入るものなのですぐに試すことができますし、食品ですから降圧剤を飲んでいても害はないだろうと思いました。念のため医師に聞いたら「問題はないけれど、降圧剤は飲み続けてください」と言われました。
実は私も血圧が高く、降圧剤を 2 種類服用していますが、健康診断ではいつも高めだと言われます。 4 年くらい前に、最大血圧が 200 mmHg にまでなって驚いたことがあったのですが、そのときはすぐに下がってきたのでその後は診察を受けていませんでした。また、私は血糖値も高く、糖尿病予備群と言われていたのでこれも心配の種だったのです。
そんなことから、このタイミングで夫婦で 酢玉ねぎ を食べ血圧をしっかり下げようと話しました。私の場合、朝晩の食事前に小鉢の8分目くらいに酢玉ねぎを入れ、先に玉ねぎだけを食べて、小鉢に残った酢は食事のときに納豆にかけて食べています。納豆に酢をかけて食べると本当においしくて、今では納豆に酢がないと物足りなく感じます。もともと酢はちょっと苦手で、最初は少し食べづらく感じて続けられるか心配しましたが、今は慣れました。むしろおいしくいただいています。
夫婦ともに高かった血圧が下がった
夫とふたりで 酢玉ねぎ を食べ始めて、ちょうど 1ヶ月半が経ちました。朝、夕と2 回血圧を測定しているのですが、夫婦ともに最大血圧が 130 mmHg 台で正常値近くになりました。最小血圧はふたりとも 80 mmHg 前後です。このように、現在の血圧は正常値の範囲を保っています。この間の診察では、降圧剤を1種類に減らしてみようと医師に言われ喜んでいます。
また、始めてから2ヶ月を過ぎると、私は血糖値も下がり出して、3ヶ月目には正常化しました。食後に少しだるくなり、眠くなる症状も消えました。これは食後に血糖値が上昇するために起きていた症状だったようです。
こうして、酢玉ねぎを食べ始めて短期間で高血圧が改善されたことにとても驚きました。 私の場合、血圧だけでなく、めまいと耳鳴りと、目がチカチカする症状が解消しました。 めまいは、特に冬から春になる季節の変わり目に頻繁に起きていたのですが、船に乗って揺られているような感じで、気持ちが悪くなって吐いてしまうこともありました。また、耳の症状としては片耳がふさがったように聞こえなくなり、もう片方の耳の奥でキーンと耳鳴りがしていました。大きなストレスになっていましたが、これも改善しました。血圧が高いことで、こういった症状がでていたのかもしれません。
これからも 酢玉ねぎ を食べ続け、減塩を心掛けた食生活にしたいと思っています。
酢玉ねぎ の 効能 効果
酢玉ねぎの効能と効果についてみてみましょう。玉ねぎを酢につけるだけの 酢玉ねぎ ですが、健康効果の高い食品です。玉ねぎは血管内で血液が固まるのを防ぎ、血液をサラサラにする効果や血圧を下げる作用、血中の余分な糖や脂質を減らす効果がある硫化アリルと、強い抗酸化作用で血管をしなやかに保ち血圧を下げるケルセチンという成分が働いています。
私が読んだ本によると、こうした効果を持つ玉ねぎをもともと血栓予防や血圧低下に効く酢に漬けることで、さらに血圧や血糖値の改善、便秘の改善、ダイエットなどにも効果があるとのことです。それは、次のようなものです。
- 血液をサラサラにする
- 血圧を正常化する
- 血糖値をコントロールする
- コレステロールや中性脂肪を減らす
- 新陳代謝・スタミナアップ
- 腸内環境正常化
- お通じの改善
- 肥満改善
- 動脈硬化予防
- 免疫力を高める
- 骨粗しょう症の予防や改善
血圧が高いほど AGE が蓄積されて糖尿病合併症が早期化・悪化しやすい