根昆布水 血圧 を下げる効果大です。根昆布水というと「?」という人も多いかもしれません。昆布を一晩水につけておくと、コップの水がぬるぬるしてくるが、これは、昆布のヌメリ成分が溶け出したものです。
非常においしいダシが効いた水となります。海藻特有の食物繊維であるアルギン酸とフコイダンが豊富に含まれるため降圧に効果があります。
このままみそ汁の出汁に使ってもいいのですが、これをそのまま飲んでしまう健康法です。
海藻特有の食物繊維であるアルギン酸とフコイダンが豊富に含まれる。わかめ、昆布といった海草類には血圧を下げる有効成分が豊富に含まれるでも紹介したとおり、これらの成分には、血圧やコレステロール値を下げる成分が含まれます。
そうした成分が溶け出した根昆布水を1日に1杯飲むことは、高血圧をはじめとした成人病の予防に非常に役に立つのです。
現在、一般的に流通している根昆布というのは、正確には、昆布の根っこそのものではありません。根本の少し上にある生長点から、それに続く茎の一部を根昆布と呼んでいます。
この部分には、栄養成分が豊富に含まれ、アルギン酸、フコイダンなども葉っぱの部分の約1.2倍もあることが確認されています。また、根昆布は、普通の昆布より品質が一定しているのが特徴です。
葉っぱの方は、一等品から五等品まであり、一等昆布の場合は、色も味もよくヌメリ成分も多く含まれ、五等品クラスでは、栄養価はかなり低下します。
根昆布水 作り方
乾燥昆布を20~30分水につけ戻します。血圧にはよくない塩分、多く含まれるヨウ素を除くため。水戻しをするとヨウ素成分の90%は水に溶けだしてきます。ヌメリの方はほんのわずかしか失われません。この水をいったん捨てます。あらたに綺麗な水を入れ、冷蔵庫に一晩つけておく。残った根昆布もみそ汁などの具に使えます。
- 根昆布1~1.5g(昆布の種類にもよるが1~2g)をさっと水洗いして表面の汚れを除き、コップの水(180mlぐらい)につける。
- 20~30分間くらい水にもどし(塩抜き)したらいったんコップの水おw捨てて、新たに水を満たす。この時にミネラルが豊富な温泉水などを使うとさらに効果がアップ。
- 冷蔵庫の中で一晩水につけた根昆布水を翌朝飲む。
- 冷蔵庫から出して常温にしてから飲んだ方が体に吸収されやすい。
毎日忙しくて作っている暇がないという人には以下の根コンブを購入して水に溶かすだけですぐに飲める商品もあり便利です。北海道産の根昆布を使用しているものがとても評判がいいのです。
たくさん飲む場合は
紹介した根昆布水の作り方はごくごく標準的なスタンダードな方法で、慣れてきたらひと工夫するとより便利です。たとえば、家族で1日コップ2杯以上の根昆布水を飲む場合には、根昆布と水の割合をそれぞれ多増やします。
ただし、根昆布水は、バクテリアが繁殖しやすく作り置きはNGです。その都度作ります。もっとコンブの栄養分を摂りたい人はこんぶの量を増やしてもOKです。ただし、水の量に対して根昆布があまりに多すぎると、コンブの成分が十分に水に溶け出さないのでいっぺんに大量の昆布を水に浸すのはNGです。
急いでいる場合は、根昆布を水洗いし、20分ほど漬けた後に細かくきざんで60~70度のお湯に浸せば30~40分で有効成分がしみ出てくるのですが、このときはお湯の温度が低すぎるとバクテリアが繁殖しやすくなり、高すぎると、ぬめり気がおちるので注意します。
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血圧が高い場合、塩分の摂り過ぎは本末転倒になってしまうので、塩分とヨウ素を摂りすぎないようにするため丁寧な水洗いと20分程度水につけることを忘れずに行います。