ピーナッツ酢漬け 効能 血圧が高い人の常備薬にするのがおすすめです。豆製品の健康パワーは偉大ですが、血圧に関しても同様に効果があります。酢大豆などがメジャーではあるのですが、中国では、ピーナッツの酢漬け、つまり酢ピーナッツの人気が非常に高いのです。もともと酢ピーナッツは、中国の古い文献にも詳細に紹介されている食品です。
高血圧や、中高年の特有の体のだるさや疲れ、倦怠感、さまざまな不快症状に効果があるとされている。この酢ピーナッツは、動脈硬化や高血圧に絶大な効果を発揮します。
ピーナッツは単独の食品として見ても、様々な優れた栄養成分を含んでいます。まずは、たんぱく質が豊富なこと。100g中にたんぱく質は25.4gも含まれます。このたんぱく質は、人体に不可欠な8種類のアミノ酸を含む良質のたんぱく質で、血管の弾力性を増し、成人病を予防する。さらに老化防止ビタミンともよばれるビタミンEをはじめ、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維も豊富に含まれ、栄養の宝庫です。
一方、酢漬けの「酢」にもアミノ酸が豊富に含まれ、また酢に含まれるコハク酸という物質は、筋肉や血管をやわらかくする作用があり、血行促進効果があります。
ピーナッツ単体では、あまり消化がよくない食品でですが、酢に漬けることで、ピーナッツの栄養成分が消化吸収されやすくなるというメリットがあります。ピーナッツの酢漬けは非常に相性のいい組み合わせになっています。
酢ピーナッツは、便秘解消にも役立ち、これが高血圧、肩こりといった不快症状の改善に役立ちます。
酢ピーナッツのつくりかた
ピーナッツは生のものを購入し、2~3日陰干ししてから使うといいでしょう。ピーナッツは、殻をむいて赤い薄皮をつけたまま、広口瓶に入れます。ここにひたひたになるくらいに酢を注ぎます。
酢は米酢や黒酢などの醸造酢を使用する。瓶の蓋をピッタリと閉めて、一晩、冷蔵庫で保存。ピーナッツが酢を吸収し、ふくらんできます。酢が減ってくるので、酢を継ぎ足しながら1週間ほど冷蔵庫でねかせれば完成です。難しくないので手作りで安心の材料でつくるのがいでしょう。
注意点は、必ず薄皮をつけたままで漬けること。薄皮をむいてしまっては、薬効が半減してしまいます。食べる際には、1日に5~6粒程度が適量。一度にたくさん食べても意味がないので、少しずつ毎日食べるのがよいでしょう。続けることです。この薄皮をつけたまま漬けるのでピーナッツは無農薬、減農薬を選ぶことがポイントです。
無添加のピーナッツは若干コストがあがるのですが、ここは妥協しないほうがいいでしょう。
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