納豆

納豆は血圧を下げると同時に血栓による高血圧の合併症も防ぐ!カレーと合わせることで動脈硬化の進行も回避できる という情報です。納豆は日本人にとって昔からの伝統食で腸内環境を整える発酵食品の代表でもあります。

高い血圧を下げるカレー納豆の効能、効果

大豆を発酵させた納豆には、さまざまな効能が知られていますが、その 1 つに高血圧を改善する働きがあります。納豆の降圧効果については、こんな動物実験があります。

大豆効果「ストレス」高血圧の原因ストレスも軽減 | パワー
URL:https://full-power.info/archives/947

遺伝的に高血圧になるネズミ (SHR) に、アルコールを用いて分離した納豆のエキスを注射して調べたところ、血圧が下がることが確認できました。また高血圧で血管に高い圧力がかかり続けると、動脈硬化が進み血管がだんだん狭くなってきます。

この狭くなった血管に血栓が詰まると脳梗塞心筋梗塞を起こします。いずれも高血圧の恐ろしい合併症です。

そこで注目されるのが、納豆に含まれる ナットウキナーゼ という成分。血栓を溶解する酵素です。日頃納豆を食べていると、血栓ができにくくなるので、血圧が下がり脳梗塞や心筋梗塞の予防になるのです。

ナットウキナーゼとは、納豆のネバネバのもととなる納豆菌に含まれる酵素です。 ナットウキナーゼには、血管につくられる血栓を溶かしやすくする働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症を予防する効果があります。

ナットウキナーゼの効果は 8 ~ 10 時問持続。心筋梗塞は早朝に起きることが多いので、前日の夕食に特に納豆を食べることをおすすめします。
納豆というと、ワーファリンを飲んでいる方は、NG ですが、ナットウキナーゼは、ビタミンK が含まれないので納豆パワーを取り入れたい人は、サプリで摂ればワーファリンとの衝突もありません。ワーファリンの服用で納豆が食べられないと薙げている方は是非サプリでナットウキナーゼをたっぷり摂りましょう。

ナットウキナーゼで血栓症を予防 | 100種類のサプリメントの効能と効果
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しかし納豆は独特の臭いや粘りが苦手で、どうしても食べられないという人もいます。そうした人におすすめなのが「カレー納豆」という食べ方。納豆にカレー粉を混ぜたり、カレーライスに納豆を加えたりして食べる方法です。

納豆のにおいはカレー粉のスパイスで消されてしまうので、苦手な人も抵抗なく食べられるでしょう。また、インドで薬食のためのスパイスとして使われるカレー粉と混ぜることによって、高血圧の改善効果はより高まります。カレー粉は、減塩料理をつくる際には非常に便利です。味気ないおかずを食欲たっぷりのおかずに変えてくれます。

カレー粉の黄色はターメリクというスパイス。ターメリックには強い抗酸化作用があり、動脈硬化の原因となるコレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。またカレー粉の辛み成分であるチリパウダーは、発汗を促し血液循環をよくする作用もあります。

これらの相乗効果で高血圧のさらなる改善に役立つでしょう。さらにカレー粉などの香辛料は、減塩食を作る際にも便利です。カレーを食べた後に、暑くなって汗をかく人も多いでしょう。
減塩食のポイントので「刺激を利用する」でもカレー粉は紹介しています。

手作りカレー納豆の作り方

納豆カレー

納豆カレー

材料 ( 1 人分 )

  • 納豆 1 パック
  • カレー粉
  1. カレー粉を加える納豆にカレー粉を振りかける。広くまんべんなく振りかけると、かき混ぜたときにダマになりにくい。
  2. かき混ぜる箸でよくかき混ぜてカレー粉をなじませる。
  3. カレー好きなら試してみる価値あり!作り方はカレーライスにあらかじめかき混ぜておいた納豆 1 パックを加えるだけ。
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