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夕食の食べ過ぎは内臓脂肪を増やし血圧を上昇させてしまうので夕食前に食物繊維たっぷりの酵素入り青汁を飲む

内臓脂肪の増加は血圧上昇要因に

1日の仕事や家事が一段落した夕食時に、おいしいものをたっぷり食べるのが楽しみという人は多いでしょう。リラックスしながらとる食事の味は、また格別なものです。

しかし、こうした食生活を続けていると高血圧になりやすいという問題があります。

一般的に、夜は、基礎代謝が低下し、また夕食後に活発に活動するという人はほとんどいません。つまり、夕食後はカロリーを消費する機会が少ないため、余分なカロリーが内臓脂肪として蓄積されやすくなるのです。

ところが、日本人は夕食を一番豪華にする習慣がいつの間にか定着しています。本来なら、活動を開始する朝にたっぷり食べ、夜はむしろ軽食程度が体のためにはいいのです。

一定以上の内臓脂肪がたまりすぎると、脂質異常が起こりやすくなり、動脈硬化が進みます。この状態はメタボと呼ばれますが、内臓脂肪が増えすぎてメタボになると、高血圧を招きやすくなるのです。

過剰に増えると、アンジオテンシノーゲンという物質の分泌量が増加します。

アンジオテンシノーゲンは、酵素の働きでアンジオテンシン2に変わりますが、アンジオテンシン2は血管を収縮させて、血圧を上昇させます。

また、内臓脂肪がたまると、アディポネクチンというホルモンの分泌が減少します。アディポネクチンには、血管内にできた動脈硬化を修復したり、細胞や筋肉でのブドウ糖の消費を促したりする働きがあります。

内臓脂肪が増加し、アディポネクチンの分泌量が減ると、血糖値を調整するインスリンというホルモンの働きが低下します。インスリン抵抗性に陥ると、インスリンが過剰に分泌されるため、その影響で塩分が体にたまりやすくなります。体内の塩分が増えれば、血液中や細動脈中の水分が増えるため、循環血液量が増加して血圧が上昇してしまうのです。

血圧が高くなれば、心臓にも大きな負担がかかります。その結果、狭心症や心筋梗塞といった心疾患を招く原図になるので、注意が必要です。

夕食前に青汁をコップ1杯飲む

では、たまった内臓脂肪を減らし、高血圧を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

メタボを解消して内臓脂肪を減らすには、体重を現在の数値の5~10%減らすのが目標とされています。そのためには、1日に体重を50gずつ減らすのが最も簡単で確実。

具体的には、夕食時にごはん1膳分(200g)に当たる300kcalを減らすだけ。夕食のとりすぎが内蔵脂肪をためこむ原因になっているので、夕食で食べ過ぎなことが大切です。これなら3~4ヶ月あれば達成できるはずです。

そして、この食事制限をストレスフルの空腹感をかんじずに、らくに行うには、夕食前に酵素入りの青汁「リッチグリーン」を1包を水で溶かして飲んでから食べるようにするだけです。やや青汁臭さが気になる場合は、牛乳や冷たい水で割ると気になりません。

青汁は、夕食前に飲むとそれまでの異常な空腹感などを感じることがありません。やはり、豊富な食物繊維効果でしょうか?
酵素入り青汁には老化防止などの効果もあるので加齢症状に悩む人にもおすすめです。短期間で効果があらわれやすく、便秘なども改善するのでとても快適ですし、夕食を食べ過ぎないようにするだけで体調も良好になります。血圧が高い人は特におすすめです。

高血圧で動悸・息切れがあれば酵素を補給する

動悸・息切れは心臓の疲弊

高血圧の人で、少し歩いたり階段の上り下りをするだけで、胸がドキドキしたり、ハァハァ息が切れたりする人はいないでしょうか。こういった症状がある人は、もしかすると心臓のポンプ機能が低下していることも考えられます。

心臓は、心筋という筋肉でできていて、心筋が拡張と収縮を繰り返すことでポンプ作用を生み出し、全身へ血液を循環させています。この心臓の周囲を取り巻く冠状動脈に、食べ過ぎや運動不足などによって余分なコレステロールなどが付着して動脈硬化が起こると、心臓は頑張って働きすぎます。すると、全身の動脈血管に強い圧力がかかって血圧が上がるし、心臓は疲弊して動悸や息切れが起こるのです。

心臓のポンプ機能の低下、つまり心臓の衰えによって起こる高血圧や動悸・息切れを改善するには、酵素を補給することです。

心臓が衰えるのは代謝酵素が足りないから

私たちの体内でつくられている酵素は、働きによって大きく2種類があります。ひとつは唾液や胃液などに含まれていて、食べたものを分解して栄養に変える消化酵素。もうひとつは、エネルギーを産生したり、活性酸素を消去したりする代謝酵素です。

心臓の衰えに深くかかわっているのは代謝酵素のほうで、不足すると糖や脂肪がスムーズに燃焼されないため、血液中にコレステロールや中性脂肪が増えてしまいます。その結果、心臓の冠状動脈に動脈硬化が起きて、高血圧、動悸、息切れなどの症状が起こりやすくなるのです。

体内でつくられる酵素の量は限られていて、1日に一定の量しかつくられないことがわかっています。食事をすると、体内では食べものを分解する消化酵素がつくられ、そのあと、栄養を利用する代謝酵素がつくられます。食べたものに酵素が含まれていないと、消化酵素がたくさんつくられても代謝酵素をつくる余裕が無くなって、不足することになります。

酵素が豊富なのは生野菜や果物、発酵食品

食べものに含まれる酵素を食物酵素といいます。酵素と聞くと生野菜や果物をイメージする人が多いと思いますが、食物酵素は、ほかにも穀類、肉類や魚介類など、さまざまなものに含まれています。そして、48℃以上の熱を加えると破壊される特徴があり、加熱処理された加工食品には酵素が含まれていないということになります。

ですから、おすすめは、食物酵素を豊富に含み、加熱せずに食べることができる生野菜や果物を常食することです。また、食物酵素はぬか漬けやキムチ、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品にも多く含まれていますから、こういった食品も上手に食事に取り入れましょう。

熱を加えていない生きた酵素「毒出し酵素」でドロネバ血液がたちまち浄化

よく噛んで食べることが減塩につながる「日経新聞」より

減塩は、血圧を下げるためにどうしても避けられない食習慣です。そのためにダシを濃い目にとったり割り醤油を使ったりという工夫が必要です。

そこで2015年4月26日の日経新聞の健康面にこんな記事が掲載されていたので紹介したいと思います。

よく噛んで食べることが減塩につながるという内容ですが、かみごたえのある食べ物だと薄味でもおいしく食べられるそうです。よく噛まなくてはならない食べ物は噛む時間が長くなるため口の中に味が行き渡ります。薄味でも味を感じやすくなり毎日続けやすくなるとういことです。

「よく噛んで食べる」というのは小さな子供にお母さんが言う口癖のようなものをイメージしてしまいますが、とても重要な習慣だということです。

高血圧患者にシリアルとドライフルーツを混ぜたグラノーラ(塩分は1食0.2g)を1日食取り入れてもらうと変化が現れました。グラノーラはよく噛まないと飲み込みにくい特徴があります。普段、お総菜を多食する女性は血圧が下がらずに困っていたそうですが数週間で144mmHg→137mmHgに下がったそうです。

1日1食だけでも塩分を減らせると1日の塩分摂取量はかなり減らせるということです。

日本の食塩の摂取量は年々減少しているようですが、2013年時点で20歳以上の摂取量は平均で10.2gです。和食中心の日本人はどうしても塩分過多になりやすいのです。1日の摂取量は5g程度にしないと合併症のリスクが高くなります。
塩分の摂りすぎは血管や腎臓を老化させてしまいます。
塩分だけでなく、食塩に含まれるナトリウムが骨からカルシウムを溶け出しやすくして骨粗鬆症や腎臓結石を招くので注意が必要です。

さらに現代人に多いドライマウスなどの口の乾きによる味覚の衰えが減塩を困難にしています。現代人は口呼吸が増えています。これもドライマウスの原因ですが、ドライマウスの患者が塩を含まない昆布だしを飲むと口の乾きが和らぐことも確認されました。

日本人の減塩習慣は長い歴史の中でずっと課題になってきました。食が欧米化された今でもやはり塩の多いものが好まれてしまいます。
これの原因は、減塩食にうまみ成分が足りないことです。
外食やスーパー、コンビニの総菜の「おいしさ」は塩分であることが多いのです。みそ、しょうゆといった製品を減塩に変えていくことでゆっくり薄味になれていくことも1つの方法だと紹介しています。

習慣はまず「減塩」の行動を起こすことからはじめなくてはなりません。多少、物足りなくてもやめずに続けなければいけません。いつの間にかそれが当たり前の習慣になってしまいます。

根昆布水は高血圧を抑制する

根昆布水というと「?」という人も多いかもしれない。昆布を一晩水につけておくと、コップの水がぬるぬるしてくるが、これは、昆布のヌメリ成分が溶け出したものである。
非常においしいダシが効いた水となる。
このままみそ汁の出汁に使ってもいいが、これをそのまま飲んでしまう健康法である。

海藻特有の食物繊維であるアルギン酸とフコイダンが豊富に含まれる。わかめ、昆布といった海草類には血圧を下げる有効成分が豊富に含まれるでも紹介したとおり、これらの成分には、血圧やコレステロール値を下げる成分が含まれる。

そうした成分が溶け出した根昆布水を1日に1杯飲むことは、高血圧をはじめとした成人病の予防に非常に役に立つ。

現在、一般的に流通している根昆布というのは、正確には、昆布の根っこそのものではありません。根本の少し上にある生長点から、それに続く茎の一部を根昆布と読んでいる。

この部分には、栄養成分が豊富に含まれ、アルギン酸、フコイダンなども葉っぱの部分の約1.2倍もあることが確認されてる。また、根昆布は、普通の昆布より品質が一定しているのが特徴。

葉っぱの方は、一等品から五等品まであり、一等昆布の場合は、色も味もよくヌメリ成分も多く含まれ、五等品クラスでは、栄養価はかなり低下する。

根昆布水の作り方

乾燥昆布を20~30分水につけ戻す。血圧にはよくない塩分、多く含まれるヨウ素を除くため。水戻しをするとヨウ素成分の90%は水に溶けだしてくる。ヌメリの方はほんのわずかしか失われない。この水をいったん捨てる。あらたに綺麗な水を入れ、冷蔵庫に一晩つけておく。残った根昆布もみそ汁などの具に使える。

  1. 根昆布1~1.5g(昆布の種類にもよるが1~2g)をさっと水洗いして表面の汚れを除き、コップの水(180mlぐらい)につける。
  2. 20~30分間くらい水にもどし(塩抜き)したらいったんコップの水おw捨てて、新たに水を満たす。この時にミネラルが豊富な温泉水などを使うとさらに効果がアップ。
  3. 冷蔵庫の中で一晩水につけた根昆布水を翌朝飲む。
  4. 冷蔵庫から出して常温にしてから飲んだ方が体に吸収されやすい。

毎日忙しくて作っている暇がないという人にはこちらのように水に溶かすだけですぐに飲める商品もあり便利。北海道産の根昆布を使用しているものがとても評判がいい。

たくさん飲む場合は

紹介した根コンブ水の作り方はごくごく標準的なスタンダードな方法で、慣れてきたらひと工夫するとより便利。たとえば、家族で1日コップ2杯以上の根コンブ水を飲む場合には、根コンブと水の割合をそれぞれ多増やす。
ただし、根コンブ水は、バクテリアが繁殖しやすく作り置きはNG。その都度作る。もっとコンブの栄養分を摂りたい人はこんぶの量を増やしてもOK。ただし、水の量に対して根こんぶがあまりに多すぎると、コンブの成分が十分に水に溶け出さないのでいっぺんに大量のコンブを水に浸すのはNG。

急いでいる場合は、根コンブを水洗いし、20分ほど漬けた後に細かくきざんで60~70度のお湯に浸せば30~40分で有効成分がしみ出てくるが、このときはお湯の温度が低すぎるとバクテリアが繁殖しやすくなり、高すぎると、ぬめり気がおちるので注意する。

血圧が高い場合、塩分の摂り過ぎは本末転倒になってしまうので、塩分とヨウ素を摂りすぎないようにするため丁寧な水洗いと20分程度水につけることを忘れずに行う。

高血圧で脳卒中が心配であれば木の実を積極的に食べれば予防できる!

今からおよそ20年ほど前にこんな出来事が。アメリカの国立循環研究所に、脳卒中のラットが寄贈された。のラットは、実験用で普通に飼育していれば必ず脳卒中を起こし死んでしまうもの。

ところがしばらくしてその研究所から「飼育を続けているが、ラットが脳卒中を起こさない」との連絡がはいった。なぜこうしたことが起きたのか?いろいろ研究をして原因を追及した結果、脳卒中ラットに脳卒中を起こさせなかった原因は、日米のエサ(飼料)に含まれるたんぱく質の違いのほかに脂肪成分の一種であるPOA(パルミトオレイン酸)が寄与していることがわかった。

アメリカの飼料には、このPOAが日本の飼料の5~10倍も含まれていた。実際、食塩を加えた飼料で脳卒中ラットを育てると、POAを与えなかったものは、平均30日前後死亡したのに対して、POAを与えたものは、97日とおよそ3倍長生きすることが確認された。

ここでなぜ、POAは脳卒中を予防するのだろうか?POAを与えて、それが体のどこに取り込まれるのか調査してみると、血漿中のほか、血管壁、心臓、肝臓などに増加していることがわかった。
POAが血管壁に取り込まれているということは、血管を構成している細胞の材料として、また、細胞のエネルギーとして利用されているということになる。

ここで重要なのは、非常に限られた栄養しか通さない脳の血管にも取り込まれている点。人間の脳は、非常に重要な器官であるため、血管に一種のバリアがあり、限られたモノしか吸収しない仕組みになっている。

POAは、血管に入ってよく利用される数少ない栄養素のひとつであるため、POAを日頃から積極的に摂取するようにすれば、脳血管にも大切な栄養素となり、脳卒中の予防になるということです。

POAは、マカデミアナッツなどの木の実やニシンやサバなどの魚に豊富に含まれる。血圧が高くて脳卒中が心配であれば、脳の血管が栄養不足にならないようそれらの食品を積極的に摂取する生活習慣が重要となる。

舞茸を食べると血圧は確実に下がる

1日1杯の椎茸のもどし汁が頑固な高血圧を改善するということで椎茸の血圧を下げる作用について実際の臨床実験から解説したが、今回は同じキノコ類の「マイタケ」。高血圧になってしまった人は積極的にキノコをたくさん食べることがポイントとなる。

マイタケは、感じで書くと「舞茸」となるが、山で見つけると舞い上がって喜ぶことからこの名前がつえられたそうだ。それほどキノコは貴重な食材だったといえる。
現代では、舞茸を見て舞い上がる人は、少ないかもしれない。

現代では、いまひとつ有難みを感じないのは、人工栽培が可能になったことである。最近では、スーパーでも手頃な価格で手に入るのが一般的だ。

その独特の歯ごたえや香りが人気の舞茸だが、舞茸の持つ健康効果はそばらしいものがある。その一つがやはり「血圧を下げる作用」だ。

舞茸に血圧降下作用があるのでは?ということから動物実験がはじまった。つかんだだけでもショック死するくらいのひどい高血圧ラットに舞茸の粉末を与えると、血圧が除々に下がる。そして適当なところまで下がると、それ以上はほとんど下がらない。ただし、舞茸を与えるのを中止すると、血圧は再び上昇する。

このように舞茸の持つ、血圧降下作用は、食べたときと、食べないときの差が明確にわかるということだ。まず、食べてから効果が出るまで4~5日かかるのが、薬である降圧剤と食品である舞茸の違いでもある。

したがって舞茸で血圧を下げようとする場合には、毎日少しずつ食べることが治療への条件となる。量は1日に大人であれば、生まいたけで20g~30gだ。
ここで注意したいのが、料理の方法である。舞茸に含まれる高血圧を治す成分は、アルコールやエーテルにとける性質がある。バターで炒めると炒め汁のほうに有効成分が溶け出してしまうので効果がほとんどなくなってしまう。

効果を生かすには、舞茸をご飯に炊き込むような方法が一番となる。香りもよく毎日でも食べられるはずだ。

1日1杯の椎茸のもどし汁が頑固な高血圧を改善する

椎茸のその高い栄養素は、周知の通り。よくガンが治るなどの効能も聞く。当然、高血圧への薬効も高く、古くから中国や日本でも言い伝えられている。

近年、その科学的な裏付けがなされていっそう信頼性を増しています。国立栄養研究所の故・鈴木博士にようる実験が興味深い。
高血圧自然発症ねずみを使って、椎茸のもどし汁に血圧を下げる作用があることを確認した。まず、生後11週目の高血圧ねずみを2つのグループに分け、一方に椎茸のエキス(もどし汁)を20週目まで与え続けた。椎茸のエキスは、干し椎茸30gを1リットルの水に一晩つけたものを使用。

その結果、椎茸のエキスを与えたねずみは、与えなかったネズミにくらべて明らかに血圧が低く抑えられた。次に20週目以降、椎茸のエキスを中止して、ただの水だけに戻すと血圧は上昇し、最終的には水だけを与えたねずみと同じに戻ってしまった。

この実験結果からもわかるように椎茸にはすぐれた降圧作用があること。そして生まれつき高血圧になる素質のあるねずみでも椎茸エキスを飲んでいる限り、血圧の上昇を確実に抑制することが証明された。

椎茸には、エリタデニンという成分が含まれ、このエリタデニンには血中のコレステロールを下げる作用があり、血圧を下げる働きにも役立っていることが確認されている。

さて、この椎茸のもどし汁が人間にも同様に作用するかについてですが、これについては、専門家が臨床に用いた結果が報告されている。患者に椎茸のもどし汁をすすめて、よい結果がえている。
椎茸のもどし汁は、干し椎茸1~2個をコップ1杯の水に浸して一晩おいたものを使用。
平均的には、1~2ヶ月間続けると、血圧が下がった。

人間の場合は、年齢、症状、生活環境も異なるため、ネズミの実験のように一律に効果との因果関係は測れないが、血圧降下作用があることだけは確かに確認できた。

椎茸のもどし汁を捨ててしまった人は是非その汁も料理などに使うようにしてほしい!

わかめ、昆布といった海草類には血圧を下げる有効成分が豊富に含まれる

血圧を下げる作用としてわかめや昆布などの海草類が有名だが、これについて科学的な側面からも検証したい。海草類には、アルギン酸という食物繊維が豊富に含まれる。これが血圧を上げる原因となるナトリウム(塩分)を排泄して、結果、血圧を下げるきっかけになるというもの。

その仕組みはこうだ。

海草類には、カリウムやカルシウムをはじめとするミネラルが豊富に含まれていてそれらはアルギン酸と結合している。ところが、胃の中に入ると、結合していたアルギン酸とミネラルは分離する。
胃の中は酸性で、この状態では結合していたアルギン酸は胃の中ではほとんど消化されずにアルギン酸とミネラルは分離してバラバラになる性質があるためだ。

アルギン酸は胃の中ではほぼ消化されないため、そのまま腸へと流れる。すると、こちらはアルカリ性のためミネラルはアルギン酸と結合しようとする。この時、腸にあるミネラルは、もちろんわかめや昆布のものだけではなく一番多いミネラルはナトリウムとなる。
このナトリウムは、アルギン酸と結合したり、アルギン酸の鎖状にからみあった分子の網の目の中にとりこまれる。アルギン酸は腸管では大部分が消化吸収されることなく、便として排出されるためにナトリウムも一緒に排出されて血圧が低下するという仕組み。

つまり、アルギン酸は血圧を下げる作用のあるカリウムなどを比較的多く体内に残し、血圧を上げる作用のあるナトリウムを体外に排出するよう機能する。

高血圧体質、高血圧患者には必須の栄養素だといえる。

また、海草類には、フコイダンという食物繊維も含まれアルギン酸とこのフコイダンには、血中のコレステロールを減らす作用もある。
アルギン酸やフコイダンは食物中のコレステロールの一部を吸着して便とももに体外に排出し、腸から吸収されるコレステロールの量を減らす。さらに、コレステロールは、リポタンパクの分解を間接的に促進する作用をもつ。
これらが血中コレステロールを下げ、動脈硬化を防止し、血圧を安定させる。
こうした食物繊維のほか海草類には、フコステロールという成分も含まれ、これは海藻のみにしか含まれない成分で特にわかめ、昆布に多く含まれる。

このフコステロールは、コレステロールの仲間で、普通のコレステロールとは異なり血圧を下げる作用をもつ。フコステロールは、細胞にカリウムを送り込む作用を間接的に助けており、ナトリウムとカリウムのバランスをカリウムのほうへカリウムの方へと持っていく作用がある。
さらに、フコステロールには血液をさらさらにして血栓ができるを防ぐ作用もある。心筋梗塞や脳梗塞の防止にもなる。
わかめ、昆布などの海藻には血圧をはじめとする成人病を防ぐ成分が豊富に含まれている。

→フコイダンの効能、効果について詳しくはこちらのサイトが参考になります。

牛乳に含まれる良質なたんぱく質は血圧を下げる

成長期には、誰もが一生懸命飲んだ牛乳。栄養豊富であることは言うまでもない。ところが、中高年世代には、牛乳や乳製品を積極的に摂取する習慣がない。
貧しい時代を生き抜いてきた人たちには「乳製品=贅沢品」というイメージがなかなか拭えないでいることも原因なのかもしれない。

世界の長寿村といえば有名なのが「コーカサス地方」100歳以上の老人が多い事で知られているが、歳をとっても元気でいるのは、血管の病気が少ないからだ。

この地方の食生活を調べてみると、牛乳や乳製品を豊富に摂取していることがわかる。さらに北海道の酪農家を対象にした調査でも牛乳を飲む人に長寿者が多く、男女とも80歳以上の80%が毎日、牛乳を飲んでいる。ことがわかった。

牛乳のたんぱく質には高血圧を防ぐ作用がある。このことは次の実験で明らかになった。

牛乳のたんぱく質には、ホエーたんぱく質とカゼインたんぱく質がある。脳卒中のラットを

  1. 普通のエサを与える
  2. ホエーたんぱく質入りのエサを与える
  3. カゼインたんぱく質入りのエサを与える

の3グループにわけた。これで血圧の変動と脳卒中の発症を調べてみた。
1のエサを与えたねずみは100日を過ぎた頃から血圧は200ミリも上昇し、その後下がらなかった。この状態が続くと、高い圧力のために血管は次第に弾力を失い動脈硬化を起こす。すると血液がかたい管の中を無理やり通らなければならないために、ますます血圧は上がり、さらに動脈硬化が進行するという悪循環が起きる。
一方2・3の牛乳のたんぱく質を与えたねずみは、長期的には血圧上昇が抑制され、安定した数値を示し、脳卒中の発症もずっと遅らせることができた。

この実験からもわかるように、牛乳のたんぱく質には、血管をしなやかにして動脈硬化を防ぐ作用があり、そのおかけげで慢性の高血圧を予防することが確認された。

さらに、牛乳のたんぱく質には、メチオニンなどのイオウを含むアミノ酸が多く含まれこれらのアミノ酸には脳の中枢に働きかけて交感神経の興奮を抑え、血圧を下げる作用があることもわかった。

牛乳には、カルシウムやカリウムといった血圧を下げるその他の栄養素がたっぷり含まれていることも忘れてはならない。

酢は天然の降圧剤

酢が体にいいことは、もう周知のとおり。さらに、酢には血圧上昇を抑制する働きがある。最近では、酢の研究がすすめられ「なぜ?血圧上昇を抑制するのか」がわかってきた。

まず血圧はなぜ上昇するのか?という基本から。

血圧は、血管の中にアンジオテンシンⅡというペプチドがあると上昇する。ペプチドというのは、2個以上のアミノ酸が結合してできた化合物。

では、アンジオテンシンⅡがどうやって生成されるのかというと、アンジオテンシンⅠというペプチドがある酵素の働きによって変化しつくられる。
このときに働く酵素はアンジオテンシン変換酵素と呼ばれるもので、これは血管の内側の壁をつくっている内皮細胞というところで作られる。

ところが、高血圧の特効薬にカプトプリという薬があるが、この薬はアンジオテンシン変換酵素が活発に働くのを阻害することで、血圧の上昇を抑制する。
酢の中にはこのカプトプリルと似た働きをするペプチドが存在する。

酢がアンジオテンシン変換酵素の働きを抑制していることを明らかにするために、次のような実験を行った。

ネズミの肺から取り出して凍結乾燥させたアンジオテンシン変換酵素に黒酢を加えてこの酵素の働きがどのように変化するのかを調べてみた。
結果は、黒酢の濃度が1mlあたる62.5マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1g)までは、血圧を上げる働きを封じることはできなかったが、500マイクログラムでは、なんと38%まで封じられた。

この実験の結果から酢と血圧の関係を確かめるために、酢を飲ませたネズミと飲ませないネズミの血圧の変化を調べる実験を行った。

  1. 普通の水を自由に飲ませるグループ
  2. 飲料水にネズミの体重1kgあたり1gの黒酢のエキスを入れて自由に飲ませるタイプ
  3. 飲料水にネズミの体重1kgあたり0.25gの黒酢のエキスを入れて自由に飲ませるタイプ

の3つのグループに分けた。
ネズミの血圧を測定してみた。2日目と6日目に測定した。
①のネズミは開始日を100とすると2日目…104、6日目…101
②のネズミは開始日を100とすると2日目…91、6日目…91
③のネズミは開始日を100とすると2日目…91、6日目…86
という結果がでた。
酢の濃度が低い③のほうがより血圧が下がったのは、不思議だが、実験に使ったネズミの数がやや少なかったことも原因してばらつきがでてしまったようにも思う。
いずれにしても酢入りの水を飲んだネズミの血圧が下がったことは紛れもない事実だ。

この実験からわかるように酢には、直接血圧の上昇を抑える作用があるのだ。間接的に血圧を安定させる働きもあわせもっている。
脂肪の合成を抑制して、高血圧の大敵である肥満を防ぐ作用があり、利尿作用も確認されている。
尿がでれば、塩分(ナトリウム)が排泄されやすくなるため血圧を下げる作用が期待できる。

酢は血圧ばかりでなく体の不調を改善する作用に富んでいるのでスーパーなどでも酢のコーナーは品揃えが豊富です。しかし、なかなか質のいい酢は見つかりません。
鹿児島県霧島市福山町の老舗「坂元醸造」の豊かな風味と旨みの詰まった濃厚な黒酢。3年の年月をかけてじっくりと熟成させた、稀少なつぼ造り純米黒酢ですので安心して毎日摂るようにするのがおすすめです。

黒酢の効能、効果はこちらです。