青魚(イワシ、サバ、サンマ)は心筋梗塞、脳卒中、高血圧を防ぐ

2017年10月15日

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健康に関心をもって生活している人であれば、EPA(エイコサペンタテン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が体にいいことを知っているはず。
いずれも多価不飽和脂肪酸と呼ばれる成分の一種で、魚の油に豊富に含まれる。

脂肪酸は体内に入ると、プロスタグランディンやトロンボキサンという物質の材料になる。これらは生理活性物質と呼ばれ、血液中の血小板の凝集を亢進したり、抑制したりする。簡潔にいうと、血液を固まりやすくしたり、固まりにくくしたりする作用になる。

生理活性物質が血液を固める方向に働くか、それとも固まりにくくする方向に働くかは、材料となる脂肪酸の種類によって決まる。EPAやDHAからできる生理活性物質は、全体として血小板の凝集を抑制。つまり、血液を固まりにくくする方向に機能する。

さらに、生理活性物質には、重要な働きがある。それは、血管を拡張したり収縮させる機能。EPAやDHAを摂取することは、高血圧の人にとっては非常に望ましいこととなる。

また、EPAやDHAはイワシ、サンマ、サバやアジなど、安価な青魚にたくさん含まれる。青魚をどのくらいの量食べればこうしたEPAやDHAの効果が期待できるのか、という点については、専門の研究グループが興味深い実験を行っている。

14名の健康な人を2つのグループに分け、ひとつのグループには市販のサバの缶詰を毎日1缶ずつ、二つ目のグループには、2缶ずつそれぞれ1週間続けてもらうよう指示を出した。
2缶ずつ食べたグループのほうが、血液中のEPAやDHAや善玉コレステロールの濃度が明らかに高くなった。

身近なサバの缶詰をわずか7日間食べただけで血液成分に明らかな差がでることがわかったため、日頃から青魚を積極的に食べるようにすれば、血栓症や高血圧の予防にかなりの期待ができるはずだ。
EPA、DHAについては、サプリのサイトにも詳しく掲載されている。