漢方薬(症状別)

便秘気味で肩こりや腹痛の症状があるときは大柴胡湯(だいさいことう)

投稿日:2012年3月21日 更新日:

肝臓は、外から入ってきた体にとって有害物質や体内で生成された毒素を解毒する働きを担う臓器。肝臓が弱ったり、病気になり解毒作用が正常に行えない場合、毒素は体内を巡って体の至るところに影響を及ぼしてしまう。

肝臓の障害によって引き起こされる高血圧もある。大柴胡湯(だいさいことう)は、日頃、便秘気味で、頑固な肩こり、頭痛を伴う高血圧に効果的な漢方薬。

体力があり、体格もしっかりしており、口が渇く、吐き気がする、みぞおちの両側にかけて押すと息がつまるような抵抗感がある人に最適。

大柴胡湯(だいさいことう)は、柴胡(さいこ)、半夏(はんげ)、生姜(しょうきょう)、黄芩(おうごん)、芍薬(しゃくやく) 、大棗(たいそう)、枳実(きじつ)、大黄(だいおう)の8種類で、このうち柴胡(さいこ)と黄芩(おうごん)には、解熱作用があり、息がつまるような抵抗感と痛みを取り除いてくれます。枳実(きじつ)は消化を助け、芍薬(しゃくやく) と強力して、胃腸の調子を整えます。半夏(はんげ)と生姜(しょうきょう)は、吐き気を抑え、大黄(だいおう)には、便秘を改善する効果があります。

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