血圧 深呼吸 リラックス効果の習慣が高血圧を改善

深呼吸

血圧 深呼吸 リラックス効果の習慣が高血圧を改善します。高血圧の改善にすすめられるのは、まず食事療法生活習慣運動療法ですが、非常に効果が高いのは、心身をリラックスさせることです。現代人はストレス過多になっている人が多く、あらゆる面で弊害が生じています。

ストレスや疲労は、交感神経を興奮させ、カテコールアミンなどの昇圧物質の分泌を促進します。ストレスや過労を避け、心身をリラックスさせることは、この交感神経の興奮を鎮めることができます。
就寝前であれば、クラシック音楽やインストゥルメタルなどの音楽を聞くことも効果的です。最近は、アーティストの音楽をオルゴールで聞けるものがあるのでおすすめです。
快眠・安眠のための音楽CD(一覧)などは効果が確認されています。
よく手術室などでクラシック音楽がかかっているのは、患者の緊張や興奮を鎮めるためです。

軽症の高血圧症の患者さんに効果が確認されているものに、腹式呼吸があります。これは、朝晩2回、5分間ずつ横になって自分の呼吸に意識を集中しながらゆっくりと腹式呼吸を行うものです。

ストレスが大きな原因となって血圧が高くなっている人は、呼吸が浅く速くなていることが多く、ふつうは安静時で1分間に14~15回のところが、20~30回になっている人が多いのです。

そこでこの腹式呼吸をすすめてみたところ、薬は使用せずに約3ヶ月ほどで血圧が改善された。
この腹式呼吸の具体的な方法を紹介すると、まずは、仰向けになって両手をお腹の上で軽く組み、この手が呼吸に合わせて上下する(息を吐いたときは、お腹が引っ込んで手が下がり、息を吸ったときにあがる)ことを意識しながらゆっくりとゆっくりと呼吸を行います。

なるべく意識的に呼気(吐く息)を長めにし、呼気は自然にするようにする。最初は、1分間に7~8回、呼吸をするようにします。
慣れてきたら吸った後、わずかに息を止めるようにし、呼吸の回数も4~5回に減らします。

これを朝晩2回、5分間ずつ続けると2~3ヶ月後には意識しなくても、ふだんから自然に腹式呼吸ができるようになるでしょう。

腹式呼吸は、アスリートが試合前直前にストレスがかかる際に必ず行うもの。習慣化できるようになると血圧にもよい影響がでてくる。

血圧を下げる生活習慣

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク

コメント

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください