高血圧 どくだみ 効果 古くからの療法がお好みならおすすめです。どくだみの葉や茎には、胃腸病をはじめ、高血圧や動脈硬化、脳出血などを予防する効果のあることが研究で確認されています。昔から言い伝えられてきた伝統的な療法を信じる人が多いのは、ご自身がその効果・効能をはっきりと自覚されているからでしょう。お腹が痛い時に、梅肉エキスをなめると腸の調子が良くなる人は多いのもそういった理由からです。
高血圧 どくだみ
どくだみの別名「重薬また十薬)」は、貝原益軒がこの草に10種類の薬効があると喧伝したことからはじまっていると言われています。この草に関する研究が進んだのは大正の末期から昭和初期。第一次どくだみブームが起き、以来、「薬草の雄」として広く認知されるようになりました。
どくだみの葉や茎には、胃腸病をはじめ、高血圧や動脈硬化、脳出血などを予防する効果のあることが研究で確認されています。利用法としは、葉や茎をつみとり、天日で乾燥させ、煎じ、お茶としての飲むのが一般的ですが、粉末にして服用したり、どくだみ酒などの方法もあるので自分好みの方法を選ぶのがいいでしょう。
いずれにしても気長に用いるのが最も有効で、続けるうちに効果がでてきます。
高血圧 どくだみ の作用
どくだみの高血圧への作用
- 血管拡張作用: どくだみには血管を拡張させる成分が含まれており、これにより血圧の低下が期待できます。血管が拡張することで、血液の流れがスムーズになり、血圧が下がるとされています。
- 利尿作用: どくだみは利尿作用を持つことが知られています。利尿作用によって体内の余分な水分や塩分が排出されるため、血液量が減少し、血圧の低下に寄与します。
- 抗炎症作用: どくだみには抗炎症作用があり、炎症が原因で血圧が上がるのを防ぐ効果があります。炎症が抑えられることで、血管の健康が保たれ、血圧の安定に繋がります。
- 抗酸化作用: どくだみには強力な抗酸化作用があり、これが血管のダメージを防ぐのに役立ちます。酸化ストレスの軽減は血圧の管理にとって重要です。
どくだみの摂取方法
- お茶: どくだみ茶は一般的な摂取方法の一つです。乾燥したどくだみの葉をお湯で煮出して飲むことで、その成分を手軽に摂取できます。
- サプリメント: どくだみを含むサプリメントも市販されています。これにより、どくだみの有効成分を手軽に摂取できます。
- 料理: どくだみの若葉をサラダやスープに加えることで、日常の食事に取り入れることも可能です。
注意点
どくだみは多くの健康効果が期待できる一方で、過剰摂取や長期間の使用には注意が必要です。特に薬を服用している場合や持病がある場合は、医師に相談してから摂取することをおすすめします。
どくだみは自然の健康促進材として広く利用されていますが、個人差があるため、自分に合った方法で取り入れることが大切です。
どくだみ茶の作り方
- 採取してきたどくだみの葉と茎はよく洗い、風通しのよいところで陰干しに。
- 2~3週間でからからに乾燥するので、2~3cmの長さに切る。
- フライパンを使い、手でかきまぜながら香りがあがってくるまで中火で煎る。
- 完全に熱がとれるまで冷ましてから、乾燥剤を入れたビニール袋で保存。
- 飲むときは、土瓶かアルミのやかんで湯を沸かし、乾燥させたどくだみをひとつかみ入れて約、5分間煎じる。少し多めに作り、ポットなどに入れておくと便利。
どくだみ酒の作り方
- どくだみは、根を残して刈り取り、よく洗い日光に当てて、軽く乾燥させる。
- 梅酒用の瓶に容積7割ほどのどくだみを入れ、ホワイトリカーをひたひたに注ぐ。
- 冷暗所に1ヶ月ほど保存。小さなさかずきに1杯ほどをそのままて適度に割ってナイトキャップがわりに飲む。
どくだみ粉末の作り方
- どくだみ茶の作り方と同様によく乾燥させてから、中火でカラカラになるまで煎る。
- 煎ったどくだみをすり鉢でよくする。コーヒーミルなどを使用すればなおよい。
- こまくかくなった粉は、海苔の缶などに保存。適宜とりだして使う。
高血圧であれば、毎食、小さじ1杯を服用するといい。便秘であれば、もう少し増量して様子を見る。
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