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高血圧の放置は寿命を16年も縮めてしまう

高血圧の放置は寿命を16年も縮めてしまう

高血圧の放置は寿命を16年も縮めてしまう というデータがあります。高血圧を放置してしまう人は多く注意しなければいけません。

ほとんどの人が高血圧を軽視している

こちらで紹介したように高血圧は全身にさまざまな合併症を引き起こす恐ろしい病気ですが、治療を受けずに放置している人が非常に多いのが実情です。

実際、推計四4000万人とされる高血圧の方のうち、治療を受けている人は、多く見ても3割程度です。つまり、7割の人は高血圧を放置しているのです。こうした人の中には、自分が高血圧であると気づいていない人もいることでしょう。

ところが、高血圧であることに気づいているにもかかわらず、なんの対策も請じていない人もかなりいるのです。

40代、50代の約4割、30代の7割近くの人が、自分が高血圧であると認識しながら、適切な治療を受けていないのです。

当然のことながら、高血圧の人は減塩や体重管理、運動、節酒、禁煙といった生活習慣の改善が必要になります。しかし、それすら行っていない人がこれだけいるのです。

このように、高血圧を放置してしまう背景には、高血圧の危険性に対する一般の人たちの認識の低さがあるようです。さまざまな生活習慣病に対して日本人がどのように感じているかを調べた「生活習慣病に関する世論調査」によると、高血圧に対して「非常に怖い病気だと思う」と答えた人は53% と約半数にとどまっています。ガンでは89% 、脳卒中では85% 、心筋梗塞では81%、糖尿病では71% であり、これらの病気と比べて、高血圧に対する危機意識はかなり低いことがわかります。

重症化するまで気づかない

こちらを読めば高血圧がどれだけ恐ろしい病気か、すぐにわかります。しかし、この病気のやっかいなところは、自覚症状がほとんどなく、知らぬまに病気が進行してしまうということです。

高血圧の症状には、頭痛、肩こり・のぼせ・息切れ・動悸・耳鳴り・発汗・めまいなどがありますが、こうした症状は高血圧以外の病気が原因で現れることも多く、高血圧による症状と気づきにくいのです。また、血圧が相当高いのに全く無症状の人もいます。そのため、長い間高血圧を放置してしまい、合併症による胸痛やむくみ、吐きけ、けいれんなどの症状が現れたころには、かなり重症の状態だった、ということも多いのです。

高血圧は、別名「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれています。正体を現すことなく、静かに体を蝕みながら、虎祝耽々と命をねらっているからです。そうとは知らずに高血圧を放置しっづけている人は、いつ命を奪われてもおかしくない状態にあるといえます。

血圧が高いと余命が3~4割も減少する

実際に、高血圧が寿命を縮めることを示すデータがあります。血圧と余命(ある年齢の人があと何年生きられるかを算定したもの) について米国・コロンビア大学のピッカリング教授が行った調査によると、高血圧の人の寿命は、そうでない人より短命です。特に若いうちから血圧が高い人ほど寿命は短くなる傾向です。

35歳の男性の余命は平均41.5年ですが、高血圧の人の場合は25年しかなく、16.5年も差があります。つまり、高血圧の人は、そうでない人より16.5年も余命が短く、4割も減少しているのです。

ほかの年齢を見ると、高血圧の人とそうでない人の余命の差は、45歳の場合では11.5年(4割減少)、55歳の場合では6年(3割減少) となり、高血圧が確実に短命にしているのです。

健康で長生きするためには、日ごろから血圧に気を配り、高血圧とわかつたら、いち早く治療を開始することです。

高血圧治療の二本柱は、生活習慣の改善と薬物療法です。一般に、軽症の高血圧で合併症を伴っていない場合には、まず高血圧の原因となる生活習慣の改善から始めます。重症の高血圧で合併症を伴う場合には、降圧薬を服用し、これと併せて生活習慣の改善が不可欠です。降圧薬についてはこちらです。

むくみ や 頻尿 のある 高血圧 には スイカ糖 で シトルリン を摂取する

高血圧 には スイカ糖 で シトルリン

むくみ や 頻尿 のある 高血圧 には スイカ糖 で シトルリン を摂取する と効果がるという情報です。

腎臓の衰えが高血圧を招く 高血圧 には スイカ糖 で シトルリン を摂取する

普段から血圧が高く、併せて次のような症状を自覚している人は、腎臓の働きが低下していることが考えられます。

  • 疲労感や倦怠感がある
  • 体がむくむ
  • のどが異常に渇く
  • 頻尿または尿量が減少
  • 尿の泡立ちや色に異常がある

こういった症状がいくつかある場合には、腎臓の機能がかなり低下している恐れがあって、この状態を慢性腎臓病といいます。慢性腎臓病になると、ミネラルの調整が腎臓で上手くできなくなり、動脈硬化が進行して、高血圧だけでなく心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなります。

腎臓はそら豆に似た形の臓器で、腰の上あたりの背骨の左右にひとつずつあります。血液中の老廃物や、塩分、水分を濾過(ろか)して、尿として排出させるという、とても大切な働きをしているのですが、慢性腎臓病で濾過(ろか)機能が衰え、糸球体という尿をつくる器官の血圧が低下すると、血管の収縮が起こり高血圧になるのです。

シトルリンが血圧を降下させる

こうした腎臓の衰えを防いだり、改善するとして注目されている栄養成分が、アミノ酸の一種のシトルリンです。これはスイカから発見された成分で、ほかにもゴーヤーやキュウリ、メロンなどウリ科の植物に多く含まれています。シトルリンは私たちの体内でもつくられますが、生成量は加齢とともに減少していくので、不足分は食品から補う必要があるのです。

シトルリンには、腎臓の濾過機能を高め、血管をひろげる働きがあるので、血圧の上昇を抑えることに期待できます。また、体内に取りこまれたシトルリンはアルギニンというアミノ酸に変換され、血管壁では一酸化窒素が活発に生成されます。一酸化窒素にも、血管をひろげて血流を促す働きがあるので、シトルリンの摂取で血圧の降下に期待ができます。

さらに、シトルリンはアンモニアのような毒素を無害な尿素に変えてくれるので腎臓の負担が減り、これによって利尿作用が高まって、むくみや排尿障害が改善されると考えられています。

スイカには、シトルリンのほかにも、ビタミン類やミネラル、リコピンなど、血流を促進させて利尿効果を高める有効成分が豊富に含まれています。なかでもカリウムは利尿作用を促す成分の代表で、体内の余分な塩分を排出して血圧を下げるよう働きます。

シトルリンを摂取するならスイカ糖がおすすめ

シトルリンを補給するのに最適なのが「スイカ糖」です。スイカ糖とは、スイカの実のしぼり汁を煮詰めた半液体状のものです。夏が旬のスイカは手に入れやすいものですが、水分が多く、体を冷やす作用があるので、冷え症の人などは、生のままたくさん食べるのには向きません。また、カリウムを含んでいることもあるので、腎臓病の人、腎不全で人工透析治療をおこなっている人は摂取に注意してください。
シトルリンを含むスイカのプロフィールはこちら

スイカ糖のつくりかた

  1. 4分の1ほどに大きさのスイカを用意し、適当なサイズに切って、種を取り除きます。
  2. 実の赤い部分を、おろし金などですりおろします。
  3. ガーゼやふきんなどを使い、すりおろしたスイカをこします。
  4. しぼった汁を、鍋で20分ほど弱火で煮ます。焦げないように注意しましょう。

まとめて作るなど日持ちさせたい場合には、さらに茶色くドロドロするまで煮ましょう。冷めたら、ビンに詰めて冷蔵庫で保管します。冷蔵庫なら1週間くらいは日持ちします。このスイカ糖を、1日2回朝夕の食前に、小さじ2杯をコップ1杯のお湯に溶かして飲みます。

スイカ糖のほか、ゴーヤージュースでもシトルリンが摂れます。ゴーヤー3分の1本(1杯分)の種とワタを取り除き、ミキサーにかけたところに、オレンジジュース(100㎖)を加えると飲みやすくなります。ただ、味が苦手だという人や自分で作るのが面倒だという人は、シトルリンの栄養補助食品などを利用するのもよいでしょう。

シトルリン 効能 効果

自分で簡単に作れる降圧食

血圧が高いほど AGE が蓄積されて糖尿病合併症が早期化・悪化しやすい

血圧が高いほど AGE が蓄積されて糖尿病合併症が早期化・悪化しやすい

血圧が高いほど AGE が蓄積されて糖尿病合併症が早期化・悪化しやすい という糖とたんばく質が結合して作られる AGE の恐ろしさに関する情報です。

高血圧の元凶物質は AGE とその受容体の遺伝子を活性化させて AGE の働きを増強 血圧が高いほど AGE が蓄積されて糖尿病合併症が早期化・悪化しやすい

糖とたんばく質が結合して作られる AGE (終末糖化産物) は、高血糖の状態が持続すると体内に増えるほか、食品からも入ってきます。それ以外に、血圧が高くなると AGE が多く作られて蓄積されることが、最新の研究で明らかになりました。
AGEは、体を構成しているたんばく質 (コラーゲンやアミノ酸など) を糖化、いわゆる砂糖漬けのような状態にした結果作られ、体の組織を傷つけたり、機能を著しく低下させたりします。高血圧体質の方は、血糖値が正常な場合でもAGEが作られやすく、糖化が進みやすくなります。

高血糖に高血圧を併発している人では、血糖値が同程度で高血圧ではない方より体の糖化が速く進みます。AGEと高血圧の関連性を解くカギとなるのが、レニン・アンジオテンシン系という体のくみと酸化作用です。
私たちの祖先が海から上陸したとき、体にナトリウム(食塩の主成分)をためておくしくみが生まれました。体内の水分やナトリウムが減少すると、まず、腎臓からレニンという物質が分泌されます。レニンは肝臓で別の物質と結びついてアンジオテンシンⅠという物質に変化し、さらに血液中で酵素の働きを受けてアンジオテンシンⅡに姿を変えます。アンジオテンシンⅡは、私たちが生きるうえで必要なナトリウムを体に取り込む働きをしますが、一方では血管を強く収縮させて血圧を上昇させる働きも持っています。

高血圧はさまざまな原因で起こりますが、発症にアンジオテンシンⅡが深く関係することは間違いありません。そればかりか、アンジオテンシンⅡは血管の内皮細胞に存在するAGEの受容体(物質から刺激を受け取り、細胞などに情報を伝える器官)の遺伝子を活性化して、AGEの働きを増強させることを突き止めました。

AGEが増えると血圧が高くなることも、動物実験で確かめられています。ラット(実験用のネズミ)に AGE を与えると、血圧が上昇することが判明したのです。

一方、酸化作用の主役は、活性酸素です。活性酸素は呼吸で吸い込んだ空気にも含まれていますが、紫外線やストレス、喫煙、汚染された空気などによって体内に増加。増えすぎると組織や細胞を酸化させ、老化を進行させます。鉄板が酸化されると赤くさびてくずれてくるのと同じように、血管・皮膚・骨など、全身が衰えてしまうのです。

高血圧で動脈硬化が進むと活性酸素が増え AGE が多く作られて動脈硬化をさらに促進

体内で起こる酸化作用とAGEが行う糖化作用は、いわば「老化」という名の車の、両輪のようなものといえるでしょう。酸化が起これば糖化が進んで、糖化が怒れば酸化が進むのです。
酸化によってたんばく質は変質し、ブドウ糖と結びつきやすい物質(糖化中間産物)になります。また、AGE が受容体とくつつくときに、活性酸素が作られます。つまり酸化を促進するのです。高血圧で動脈硬化が進むと、血管内壁で活性酸素が多く発生します。すると血管の酸化が進むだけでなく、糖化も進むということです。

一般的に、血糖コントロールが不十分で高血糖の状態が5~10年も続いたときに糖尿病合併症が現れます。高血糖に高血圧が加われば、糖尿病発症後それほど年月が経たないうちに糖尿病合併症が現れたり、合併症が悪化しやすくなったりすることが考えられます。高血圧に関する情報

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