血圧も中性脂肪値も下げるメロンジュース

2018年6月28日

Pocket

メロンの酵素が血栓ができるのを予防する

高血圧は全身に悪影響を及ぼす症状ですが、関係していて特に恐い病気は、死を招く危険のある脳血管疾患や心臓病です。

脳梗塞や心筋梗塞は、脳の血管や、心臓を養う冠動脈という血管に、血液の塊である血栓ができることで起こりますが、こういった状態をもたらす最大の原因となるのが動脈硬化です。血栓は、動脈硬化が進行した血管にできやすいのです。血圧が高い状態が続くと、血管が傷ついて動脈硬化が起こります。そして、血栓ができやすくなります。つまり、これは、高血圧の人は血栓ができやすいうえ、脳卒中や心筋梗塞になる危険性が高いということです。

そこで、何か良い方法はないのかということになりますが、高い血圧を下げる効果に優れ、血栓ができにくくする食品があります。それはメロンです。メロンといえば、品の良い香りや味から「くだものの王様」ともいわれていますが、すばらしいのはそれだけでなく、実は私たちの健康にとって、とても優れた効果が備わっているのです。

なかでも注目したいのが、タンパク質分解酵素の一種であるククミシンという成分です。ククミシンは、これ以前に発見されていたプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)とは異なるタイプで、酸化がされにくく、しかも安全性がとても高いのです。

鹿児島大学でラットを使った実験では、血流を悪くして血栓をできやすくしたラットの動脈にククミシンを注射したところ、血栓ができにくくなりました。このことから、ククミシンには、血液の凝固を妨げ、血栓ができるのを抑制する作用があることがわかっています。

降圧、中性脂肪減少でメタボ対策にも

メロンの降圧効果については人での試験がおこなわれていて、最高血圧・最低血圧をともに低下させる働きが認められています。メロンには降圧効果があることで知られているカリウムが豊富に含まれていますが、血圧を下げるのはカリウムの効果だけでなく、ククミシンが深く影響していると考えられています。

また、同じ試験で、メロンは、メタボリックシンドロームにかかわる中性脂肪を減少させて、悪玉(LDL)コレステロールを減らし善玉(HDL)コレステロールを増やすのに効果的なこともわかっています。そして、血液中に、アディポネクチンという善玉のホルモンが増加するという結果も出ました。

メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪が蓄積することが原因となり、高血糖や高脂血症(脂質異常症)、高血圧が一緒に起きている状態をいいます。

アディポネクチンは私たちの体の脂肪細胞から分泌されるのですが、血糖値を下げ、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血圧の上昇を抑える働きがあり、メタボリックシンドロームを撃退する多くの効果が備わっています。つまり、メロンのエキスは、高血圧だけでなく、メタボリックシンドロームを改善するのにも役立つと考えられるのです。

メロンジュースを毎朝飲むことで薬効に期待

これまで、メロンに含まれている降圧成分ククミシンについて説明してきましたが、ククミシンの効果をより大きく得るためには、どのようにして摂るのが良いでしょう。

まず、どんなメロンを選べば良いのかというと、どの品種でも大丈夫です。メロンにはアンデスメロン、プリンスメロン、夕張メロン、クインシーメロンなど、果肉の色の違うさまざまな品種がありますが、どの種類のメロンでもククミシンは含まれています。ただ、ククミシンは果肉の中心ほど多く含まれ、特にワタの部分に豊富なので、降圧効果をより多く得るには、ワタも一緒に食べると良いです。ワタの部分を食べるのに抵抗があるという人は、ジュースにして摂ると、それほど気にならなくなります。

ジュースをいつ飲めば良いのかについては、血圧が上がりはじめる朝に飲むようにすると良いでしょう。血圧はたえず変化していて、一日の間で血圧の変化を見ると、朝の起床前からその日の活動に備えるように上昇しはじめます。

摂取量の目安は、一日に4分の1個です。季節によってはメロンが手に入りにくい、購入し続けるのは難しいなどの場合には、メロンエキスの栄養補助食品を利用するのも良いかもしれません。

メロンジュースのつくりかた

  1. メロンを4分の1の大きさに切って、皮を切りおとします。
  2. 種を取ります。(ワタの部分はできるだけ残しましょう)
  3. 適当なサイズに小さく切り、ジューサーにかけます。

むくみや疲労回復にも良いメロンのプロフィールはこちら
[PR]加齢と比例して失われていく潤いメロン胎座エキス