セロリジュースが本能性高血圧を改善

2018年6月28日

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中国では芹菜(せりな)と呼ばれ、古くから薬効の強い植物として知られているセロリ。少しくせのある野菜ですが、すばらしい作用がある。

血圧を下げる作用以外にも浄血作用、止血作用、健胃作用、利尿作用、神経鎮静作用、痙攣を抑える作用など多彩で、さらに高血圧、高脂血症、糖尿病、血尿、生理不順、悪性こしけなどの治療、改善に役立てられてきた。

この中で、血圧降下作用には、高い注目を集めている。高血圧には、これといった原因もないのに、高血圧になる本能性高血圧という症状がある。これは遺伝的に大きく影響していることが原因で起こる場合、水分代謝の悪化によって起こる腎性高血圧、あるいは、肝機能の異常亢進による高血圧、婦人科の働きが弱く生理不順などで血圧が上昇するものなんどさまざまなタイプがある。

漢方では、高血圧の治療は血圧値を下げるというものだけでなくまず血圧を上げている原因を見極め、正していくことが重要視されている。原因が改善されれば、血圧は自然に正常化し、高血圧からくるさまざまな症状も改善される。
血圧が下がるのは、あくまで治療の結果にすぎない。

セロリのジュースは、高血圧でも、頭が張るような感じの頭痛がしたり、顔面の紅潮、精神の興奮しやすい人に特に効果がある。毎日、続けて飲むと血圧低下とともに、自覚症状も軽快していく。
また、セロリの止血作用により、脳卒中を予防する効果も期待できる。

セロリジュースは、根と葉を除いた新鮮なセロリ250gをきれいに洗い、沸騰した湯に2分ほどつけてからこまかく切り、よく突いてしぼり汁をとる。これを1日に2回に分けて飲む。蜂蜜などを入れるとさらに飲みやすくなる。

現代の中国でもセロリの降圧作用は科学的な実験に研究によって確認されている。全高血圧の90%近くをしめる本能性高血圧、また、更年期の高血圧に効果があった。

セロリジュースは、体内での吸収力があがるため、効果がいちはやく実感できるのも特徴。体質的に下痢をしやすく冷え症の人は量をとりすぎないように少しずつ飲むとよい。