よく噛んで食べることが減塩につながる「日経新聞」より

2018年6月28日

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減塩は、血圧を下げるためにどうしても避けられない食習慣です。そのためにダシを濃い目にとったり割り醤油を使ったりという工夫が必要です。

そこで2015年4月26日の日経新聞の健康面にこんな記事が掲載されていたので紹介したいと思います。

よく噛んで食べることが減塩につながるという内容ですが、かみごたえのある食べ物だと薄味でもおいしく食べられるそうです。よく噛まなくてはならない食べ物は噛む時間が長くなるため口の中に味が行き渡ります。薄味でも味を感じやすくなり毎日続けやすくなるとういことです。

「よく噛んで食べる」というのは小さな子供にお母さんが言う口癖のようなものをイメージしてしまいますが、とても重要な習慣だということです。

高血圧患者にシリアルとドライフルーツを混ぜたグラノーラ(塩分は1食0.2g)を1日食取り入れてもらうと変化が現れました。グラノーラはよく噛まないと飲み込みにくい特徴があります。普段、お総菜を多食する女性は血圧が下がらずに困っていたそうですが数週間で144mmHg→137mmHgに下がったそうです。

1日1食だけでも塩分を減らせると1日の塩分摂取量はかなり減らせるということです。

日本の食塩の摂取量は年々減少しているようですが、2013年時点で20歳以上の摂取量は平均で10.2gです。和食中心の日本人はどうしても塩分過多になりやすいのです。1日の摂取量は5g程度にしないと合併症のリスクが高くなります。
塩分の摂りすぎは血管や腎臓を老化させてしまいます。
塩分だけでなく、食塩に含まれるナトリウムが骨からカルシウムを溶け出しやすくして骨粗鬆症や腎臓結石を招くので注意が必要です。

さらに現代人に多いドライマウスなどの口の乾きによる味覚の衰えが減塩を困難にしています。現代人は口呼吸が増えています。これもドライマウスの原因ですが、ドライマウスの患者が塩を含まない昆布だしを飲むと口の乾きが和らぐことも確認されました。

日本人の減塩習慣は長い歴史の中でずっと課題になってきました。食が欧米化された今でもやはり塩の多いものが好まれてしまいます。
これの原因は、減塩食にうまみ成分が足りないことです。
外食やスーパー、コンビニの総菜の「おいしさ」は塩分であることが多いのです。みそ、しょうゆといった製品を減塩に変えていくことでゆっくり薄味になれていくことも1つの方法だと紹介しています。

習慣はまず「減塩」の行動を起こすことからはじめなくてはなりません。多少、物足りなくてもやめずに続けなければいけません。いつの間にかそれが当たり前の習慣になってしまいます。