高血圧に物忘れがある人には発芽玄米緑茶が良い

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発芽玄米のギャバが血圧を下げる

血圧が高く、プラス物忘れが起こっている人に最適なのが、発芽玄米と緑茶を合わせた「発芽玄米緑茶」です。発芽玄米と緑茶は、それぞれ単独でも高血圧や物忘れによく効く食品です。この2種類を同時に摂るので、その効果がアップするのです。

発芽玄米は、ぬかや胚芽がついたままの玄米を一定の温度の水に浸け、1㎜くらいに発芽させたお米です。私たち日本人の主食である白米は、ぬかや胚芽が取り除かれ精米されたものです。

この発芽玄米には、GABA(ギャバ)と呼ばれるアミノ酸の一種が豊富に含まれています。ギャバは、正式にはガンマ-アミノ酪酸といい、白米の含有量と比較すると、およそ10倍にもなります。抑制性の神経伝達物質としての働きをもち、脳や脊髄(せきずい)で、興奮を鎮めてリラックスさせます。これは、ストレスを解消させるのに役立つのですが、ストレスが解消することで脳の働きが高まるので、例えば、物忘れが減ったり、血圧が下がるといったことに効果をあらわします。ギャバには腎臓を活性化する働きもあるので、その点からも高血圧を改善するといえるのです。

発芽玄米には脳の若返り成分も豊富に含まれる

発芽玄米にはフィチン酸という成分も含まれているのですが、これは穀類や豆類に多く含まれている物質で、活性酸素の害を防ぎ、高血圧や動脈硬化に効果的だとされています。

発芽する前の玄米の場合、フィチン酸は、カルシウムなどのミネラルと結びついたフィチンという物質で含まれているのですが、顆粒状の硬い物質なので、玄米のまま食べても腸から吸収されないのです。一方、発芽玄米の場合は、酵素の働きにより、吸収がとても良くなります。

加えて、アルツハイマー型認知症を防ぐための特効成分として注目されるフェルラ酸や、物忘れのひどい人や認知症の人の脳内に多いプロリルエンドペプチダーゼ(PEP)というタンパク質分解酵素を阻害する物質が含まれていることも判明しています。

ギャバは自律神経を整える

ギャバ(ガンマ-アミノ酪酸)は、高血圧や脳の衰えを防ぐほか、更年期障害やうつに対しても効果を示します。私たちの体には、呼吸や体温、血圧などを調節している自律神経というものがあり、そのうちの交感神経と副交感神経の両方がバランスをとり合っています。もしこのバランスが崩れると、うつやイライラ感、不眠などの症状や、これらを伴った更年期障害を招くこともあります。

緑茶をたくさん飲むと高血圧になるリスクが低くなる

緑茶に含まれる成分で高血圧に効くのは、緑茶の旨み成分のテアニンです。テアニンには、セロトニンなどの脳の神経伝達物質が分泌されるよう誘導してリラックスさせ、ストレスを解消する効果があります。緑茶200~600㎖を毎日、一年以上飲み続けている人では、高血圧の発症リスクが50%近く低くなるといった調査結果があるといいます。

また、緑茶の渋み成分のカテキンは、脳の若返りに良く、アルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドベータの毒性を抑え、脳の記憶を司る海馬の神経細胞の死滅を防ぐ働きがあることがわかっています。こうした働きによって、カテキンも物忘れを防いだり、脳を若返らせるのに役立つといえます。

発芽玄米緑茶のつくりかた

発芽玄米を2分の1カップ用意します。このうち1回にいれる分量は大さじ1杯が目安で、残りは保存用(3日分くらいが目安)になります。残りは密閉容器に入れ保存します。

  1. 発芽玄米を、軽く熱したフライパンに入れ、中火で炒ります。
  2. 全体に焼き色がついたら火を止めて、常温になるまで冷まします。
  3. 冷ました発芽玄米と煎茶(目安として大さじ1杯ずつ)を急須に入れます。
  4. 急須に熱湯を入れて、しばらく蒸らしたらできあがりです。

急須にいれる熱湯は70℃~80℃がベストで、最低1分以上は蒸らしましょう。できあがった発芽玄米緑茶は、最低でも1日に湯飲み茶碗3杯は飲むとよいです。

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